ポストイットとラインマーカー

わなび学生による漫画、アニメ、日常中心の覚書ブログ。短歌も1日1首載せています

2/5(水)蜘蛛の糸 景目まぐるしく 進ませど 昨日の蛹に 明日も誰も閉じ込む

  • 蜘蛛の糸
  • 景目まぐるしく
  • 進ませど
  • 昨日の蛹に
  • 明日も誰も閉じ込む



明日の自分の感覚と今日の自分の感覚とは全く違うというのは、割とあり得る事ですし、なかには、これは病気だと思いますが、1分刻みで違う方もいたりします。
ただ、時代が進み、技術が発達すればするほど、我々が好き勝手に違う自分で何かを発する事が可能な頻度は高まり、同時にそれらを蓄積する技術の精度も頻度も高まる。そうすると、同一性による責任も高まるわけで
昔の自分と卒業アルバムで会う、あの程度のこそばゆさならばまだいいですが、今やそんな思い出話ではすまない。社会的な責任という正義の言葉と力、すなわち下賤な墓掘りがいつかは私達の墓を暴き、その骸の骨を集めて突き刺してくるかもしれない。


そう考えた時に、今この時を含めて、私はこんなにお喋りをして大丈夫なのかしらと不安になる訳です。
我々はどうしても「過去に責任を取る」という底無し沼に足を取られてしまったし、急速に沈み込んでいつかは息が出来なくなるんじゃないか。皆息が出来なくなったら、出来なくなった世界では酸素の薄い鰓呼吸が最高の呼吸法になって、それが上手な人だけが道の真ん中を歩けるんだろうか。
まあ兎も角、そんな不安を和らげるために、自分を追い込むようにますます私はネットに種を蒔くことになる。種から出た蔦でいつか頸を吊るかもしれなくとも、私はお喋りで、黙る苦痛に耐えられない性質ですから余程の事が無い限りはこのまま喋り続けるでしょう。

したがって、どうせ書くのであれば太くて丈夫な、綺麗に頸を吊れる縄になりそうな蔦を育てられる、なるべく良い日記を書きたいなと思いました。長々書いてすいませんが、今日はこんな感じです、それでは