2/19(水)白痴顏 犇き揺られ 反吐を吐き 隧道の中 「第二の家」へ
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自分の生活に疑問を持たない者は馬鹿だと思う反面、もっと良いやり方がある、というか間違っていると気づいても自分の身ではどう直しようも無い問題に気づく事ほど苦痛な事も無い。
「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」という耳に痛い言葉があるが、明治期の高等遊民、しかも小説中の人物だから口に出来るのであって、我々は霞を食べて生きているわけではないのである。
※とはいえ、明治期も今も、大学を出ても就職難に喘ぐ学生がいたのは変わらなかったとも、漱石の講演集には書いてあったが
とりあえず、朝の、これから働きに出るというのに死の臭いしかしない満員電車に毎日乗るのは、人間生活に向いていない私には辛い。あれに乗らずに、毎日二食ご飯が食べられて、ネットが使えて、寝る場所がある、今の生活水準で生きていく合法的な方法があるというのなら、是非教えて欲しいものだ。