ポストイットとラインマーカー

わなび学生による漫画、アニメ、日常中心の覚書ブログ。短歌も1日1首載せています

12/26(木)心臓の波平の毛を揺らす風ノートを閉じてウニを探しに

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  • 揺らす風
  • ノートを閉じて
  • ウニを探しに

 

 

  今日の歌は、疲労で頭のネジが外れていて、何だかギャグみたいになってしまった。ただ、何か連想ゲームと妄想で作り上げたら、こういう風になってしまっただけなんだ。反省はしていない


さて、クリスマスが無事「何事もなく」終わり、二重の意味でほっとしている方も多いだろう。あとは大掃除でごみを捨て、鏡餅を買って年賀状を書き、年末の準備を済ませるだけ。多分、皆さんそんな感じだろうか

だが、残念ながら私は、今日も狭いネットカフェに引きこもって勉強である。というかラストスパートである。参考書が「今夜は寝かさねえぜ!」って微笑む幻覚が見えるよ

面倒ごとを後回しにしてきた自分が悪いのだが、もう嫌だ。明日はバイトもあるし、部屋はぐちゃぐちゃだし、年が明ける前にも明けてからにも死ぬほどやらなければならないことが溜まっている……なぜこうも世の中生きにくいのか

まあ兎も角、クリスマス商戦も終わったので、あとは各自ご自由に、来年に備えていただきたい

 

 

ちょっと、というか今日も勉強でかなり忙しいので、休憩がてら読んだ漫画について簡単に触れながら、本日は日記をおしまいにしよう

 

 

 

 

・『逃げるは恥だが役に立つ』2巻

 

逃げるは恥だが役に立つ(2) (講談社コミックスキス)

逃げるは恥だが役に立つ(2) (講談社コミックスキス)

 

 

 一昨日ブログ上で言及した、「契約結婚」をテーマにした名作漫画。

予想通り、恋愛経験皆無の平匡に先に限界が。雇用主という立場上それを素直にみくりに伝えるわけにもいかず1人煩悶する。みくりもみくりで少しは平匡のことを、気にしているような素振りがあるので、杞憂だとは思うが

しかし、そこで平匡の同僚である、「結婚めんどくさい派」の風見に感づかれる。そして、巻末で「みくりのシェア」を風見が言い出したところで、2巻は終了した

 

 私の感想としては、意外に早く突っ込んできたなというもの。

前巻から「契約結婚」のばれそうな素振りはあったものの、もう少し2人の関係を進展させてから外敵を登場させるもんだと思っていたが、それを2巻までで終わらせるとはなかなか展開が速い。

この感じだと、5巻くらいで完結させるのかなあ……短い作品を好む私としてはその方が嬉しいけど

 

 

 

・『かくかくしかじか』1.2巻

 

かくかくしかじか 1 (愛蔵版コミックス)

かくかくしかじか 1 (愛蔵版コミックス)

 

 

 生来のおだてられやすい性格から自分は絵が上手いと思い込み、少女漫画家を目指す主人公の女子高校生林明子。

美大受験を目指し、友人も通う絵画教室に通い始めた明子は、そこで衝撃的な先生と会う。老若男女の別無く、竹刀を持ってひたすらデッサンを鍛える、美大を出ていない芸術家日高先生だ。

本作は、少女漫画家になった明子が日高先生との、綺麗ごとだけではない思い出を思い出すという、回記録である

 

 

 『ママはテンパリスト』や『海月姫』、『メロポンだし!』等々ユニークで一癖ある可愛らしい登場人物を登場させる作品を描く東村アキコ先生の自伝的漫画であり、ご自身の絵の師匠について描いた作品。

東村先生の自伝として読んでも、地方出身の少女漫画家を夢見る一女子の物語として読んでも楽しめる良作だった。

どんな感情を表すシーンでも、風景、登場人物の描写1つ1つから、先生の生徒と絵画への真っ直ぐな愛、先生への主人公の愛がひしひしと伝わってきて泣けるんだよね。私も絵画教室の先生や母校の恩師につい会いたくなってしまったよ。

3巻は1月発売らしいから、これは買いだね!

 

 

 

それでは雑だけれども今日はこんなところで。

私の身に何か無い限りは年末年始もこのブログは私の死にそうな声が聞こえる出来となっていると思うので、お時間がある時にでも読んでください。ではでは