ポストイットとラインマーカー

わなび学生による漫画、アニメ、日常中心の覚書ブログ。短歌も1日1首載せています

12/28(土)3人は2人と1人になるためか射られた馬の涙のスープ

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年末の仕事納めが終わって、やっと部屋で引きこもる時間を得たので、『げんしけん』の初代をひたすら読んでいます。芭蕉です。
 
仕事帰りに、去年に続いて今年まで年越し蕎麦まで頂いてホクホクしております。
これでやっと年末らしくノンビリ出来ますね。地面は箪笥の吐き出した洋服で埋め尽くされている訳ですが……見えない見えないー
明日は友人達と初めて冬コミに遊びに行く予定ですし、まあ例年と比べてかなり充実した年末だなあ
 
 
さて、今日は珍しく短歌の話をば。
実は、はじめて某結社さんのユーストを聴いてみました。短歌投稿と批評のインターネット配信って面白いですね。
私は周囲に俳句や短歌を作るような人が皆無なので、出されたお題に視聴者の方々が生で投稿するっていうのは新鮮で面白かったです
 
で、私も恥ずかしながら勇気を出して短歌を読んでみました。
テーマは「だし」で、それが今日の歌です
「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」に倣い、美男美女達との出会いのダシにされる「美男美女の友人」ポジションの人達の気持ちで読んだわけですが……ああ、実力足りないなあと思い知らされました
 
 
 まずテーマの「ダシ」って言葉が含まれていないんですよね。変に格好を付けようとするから出る、治そう治そうと思っている私の悪癖なんですが、批評では「ダシをスープに連想したのかな?」と困惑声で言われてしまいました
※確かに今考えてみると、オチの付け方から言って「スープ」に重点があるので、これ「スープ」の歌になってますよね
 
次に、ことわざの崩しが上手く伝わらない。
確かに、「射られる馬」って言葉から前述のことわざを連想する事なんて、普通無い訳で。赤の他人が読んだら、何じゃこの歌となってしまう
創造性だけでなく、他人に対する想像力に欠けていたなと反省しました
 
 
やはり、
①テーマの言葉をきちんと入れて、歌のイメージを締める
②赤の他人が読むことへの想像力を持って言葉を選ぶ
の基礎2点をまず抑えて、他人に意味の通る歌を作る。
その上で、自分なりの創造性のある言葉を使えるように努力する。
この手順を踏まなければ駄目なのかなあと思いました。
 
そのためにも、他人に読んでもらう環境は必要だよなあ……早いとこどこかの結社さんに所属しよう。
 
 
 
それでは、明日戦場に赴くので短いですが今日はこの辺で。ではではー