ポストイットとラインマーカー

わなび学生による漫画、アニメ、日常中心の覚書ブログ。短歌も1日1首載せています

1/24(金)ケシモクの 頭噛み切り 自由だと 嘯く君の ハバナは遠い

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 こんばんは、頼みにしていた金策(アルバイト)がどうも駄目だったみたいで激しく落ち込んでいます、芭蕉です。


歌で誤解されるかもしれませんが、私は非喫煙者です。肺が弱いですし、両親が煙草嫌いですし、喫煙者の方から煙草は吸うもんじゃないと言われるので試した事もありませんが、どんな味なんでしょうか。
そんな煙草に縁遠い私ですが、ハバナの名は割と幼い頃に聞きました。『おさるのジョージ』か『パディントン』か何かの絵本がNHKでアニメ化されたシリーズがありまして、その作品中で人間ではない主人公が空き箱に書いてある「ハ・バ・ナ」の地名をたどたどしく読むのです。
で、彼らは空き箱からいい香りがすると言った後、確かそこを目指そうとするんだったか。結局辿り着けないのだけれど

今考えると、あの作品でハバナの名前が出たのは多分、遠い異国の地以上の複雑な意味があって、作者の夢も詰まっていたのかもしれないな、などと思います。
生憎私は現実に理想も夢も持てない愚か者であり、お金が無い→ケシモク拾い→葉巻っぽくゴージャス気取り→ハバナで何となくこの名前を思い出しただけです。しかし、あの作品の主人公が夢見るような顔で呟いたその地の名前に子供ごころに感じた、色づきや美しい匂いに憧れたことは今でも思い出せる。
綺麗な言葉を簡単に使うのは嫌いですが、夢や希望を誰かに伝わる形で残すというのはこういう事なのかなあ。ああ、いつか行ってみたいようで一生行かないだろうし、行かない方が良いだろうハバナ……。


何かセンチな気分になってしまったので今日はこの辺りで。試験もあらかた片付いたし後はレポートだけだー、頑張るぞ! ではではー。



追伸

インターネットの時代は恐ろしいもので、絵本のタイトルを調べていたら見つかりました。

ごめんなさいハバナじゃありません……

夢みるパナマ―きみのパナマを探しにいこう

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『夢見るパナマ』でした。
で、原作は上の通り発見出来ましたが、アニメの方は探してはみたのですがネット上では全くといっていい程言及されていませんでした。一応、存在するかもしれないと期待出来るか細い糸はあったけれど

HDDやDVDの時代ですもの、私が幼稚園位にビデオで観たようなアニメは残っていませんよね……凄い質が良い作品ばかりだったんだけどなあ。
『スイミー』や『すてきな三にんぐみ』、『かいじゅうたちのいるところ』、『くまのコールテンくん』(実写)、タイトル忘れたけどボイラーの話等々、名作の映像化されたものが大量に一緒に入っていて、正直大人になった今でも、いや、だからこそもう一度観たいと思える出来でした。アニメは画力や動きという人がいますが、それを覆す力が確かにあったね。
NHKの海外絵本特集だったのかなんなのか分かりませんが、どうにかしてもう一度お目にかかりたい……もしもどなたかあれらの作品の出処についてご存知の方がいらしたら是非情報を下さい。