ポストイットとラインマーカー

わなび学生による漫画、アニメ、日常中心の覚書ブログ。短歌も1日1首載せています

1/21(月)定理集 「ただし※除く」の ラベル舞い 風船は 不確かに膨らむ

  • 定理集
  • 「ただし※除く」の
  • ラベル舞い
  • 風船は
  • 不確かに膨らむ



こんばんは、だらしない生活に最早1日1更新も怪しくなってきました、芭蕉です。これだけは何とか最低1年は続けたいので頑張って行きたいものです。


さて、今日の日記。
本日も、遅い時間に起き出して平常通り大学へ。授業を聞きつつレポートの内容を考えつつ、授業合間に本屋での立ち読みや雑務をこなしつつ、こっくりこっくりしていたら最終限まで終わる。
授業後は、今更ですが受講している講義の教科書を大学書店で購入。金融工学の初歩の初歩を勉強しながら友人を待ちます。数式自体は2Bまでの範囲であらかた理解出来るし問題無いんですが、ギリシャ文字を使った記号を覚えるのが面倒くさい……。
その後友人と合流して暫くダラダラし、天下一品で夕飯を食べて帰りました。いつも通りの、ありがたい日常ですね。


あと、別段に特筆すべき事と言えば、先日に引き続き、電車の往復の時間で『他人の顔』を途中まで読んだ事くらいかな?

他人の顔 (新潮文庫)

他人の顔 (新潮文庫)

読み進めたのは、主人公がついに念願の仮面を完成させ、隠れ家から街に出て行くところまで。
主人公の手記を紐解く形式の書き方であり、要因が自在か他在かの違いはあれ肥大した自意識をテーマにしている点で、『地下室の手記』に雰囲気が似ているなあと、大雑把とは思いますが感じました。
自分の論理にしがみつこうと、他人の指摘する論理の破れに悉く噛みついたり、針小棒大に話をやたら拡大して言い訳したりを続けながら、主人公が結局自らの行動や反応に裏切られているのが面白いですね。

この人の捻くれた、理屈っぽい性格がどうにも自分に似ていて、誰もみていないにも関わらずついつい羞恥で顔を赤くしてしまいます。他人からこんな嫌な奴に見えているんだろうなあ自分は。
そんな自己嫌悪に浸りつつも読み進めてしまうのは、作者の実力の高さか。安部公房、憎し……。
まあ、兎も角明日も続きをドキドキしながら読ませて頂きますよ


それでは今日も雑で申し訳ありませんがこの辺りで。ではではー